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20180314トピック浅田訴訟全面勝訴
 

天海訴訟とは

天海さんの写真です
 重度の障害者の人たちは障害者総合支援法により、自宅内でのヘルパー介護や外出時の介助などの福祉サービスを活用し、毎日元気に生活し、また社会へ参加しています。
 ところが65歳になると介護保険法適用へ強制的に移行させられます。
 支援法第7条が介護保険を優先して適用することを定めているからです。
 一人の障害者が、身体の変化や環境の変化等何もなく、また生活スタイルの変更希望等もないのに、昨日までは支援法、今日からは介護保険法とされてしまうのです。
 その結果、それまで負担金無料で活用してきた福祉サービスが、毎月1万5千円必要になります。(住民税非課税世帯の場合)
 また自らの意思で社会参加を目的とした総合支援法の適用をうけてきたのに、目的の異なる介護保険法を適用されてしまうという、一個人としての尊厳を大きく傷つけられることになります。
 この問題は「65歳の壁」として全国の障害者の方々と共通の問題です。障害者を年齢だけで差別するような法律は改められるべきです。
 このような制度に対し、天海正克さん(千葉市在住)は裁判を起こしました。

お知らせ 

天海訴訟 最高裁での口頭弁論に向けて!
総決起集会
2025年4月25日(金)参議院議員会館

「天海訴訟を支援する会」は、改めて、最高裁判所に対して「千葉市の2つの暴挙に対する平等・人権にもとづく公正な判決をもとめる」団体署名を始めました。天海訴訟は、2014年、介護サービスではなく、障害福祉サ―ビスの継続を求めた天海さんの尊厳、平等、人権をふみにじる障害福祉サービスを打ち切った千葉市の対応を不服とし、2015年11月千葉地裁に提訴したことに端を発します。
千葉市の暴挙はこれにとどまらず、障害福祉制度、介護保険制度を運営する立場にありながら、地方自治体のあり方の根幹にかかわる障害者間の不均衡から目をそらし、回避しなかった責任を顧みず、2023年4月、東京高裁の判決を不服とし、上告受理申立てをしました。これが2つ目の暴挙です。
そして6月26日(木)午後3時より第一小法廷にて最高裁での口頭弁論が行なわれます。
つきましては、期日の口頭弁論ならびに署名活動の出発点として、総決起集会を開催します。みなさまのご参加、ご支援を心からお願いいたします。

2025年4月25日(金)午後3時開始 
参議院議員会館 B107号
 
●集会はオンライン配信・手話通訳あり
※参加申し込みアドレス
https://forms.gle/9bt3Boz8aB4wXE4v7
会館入り口で支援する会担当者から入館証を受け取ってください。
集会プログラム
1.開会挨拶 :八田英之氏(天海訴訟を支援する会 代表)
2.天海訴訟弁護団報告 報告者:向後弁護士
3.講演「介護保険の現状と障害者問題」 講師:門脇めぐみ氏(千葉県社保協介護部会)
4.質疑応答
5.行動提起 
6.原告挨拶
7.閉会挨拶

参議院議員会館 
地下鉄有楽町・半蔵門・南北線「永田町」下車
1番出口(エレベータ有)よりすぐ または
地下鉄丸ノ内・千代田線「国会議事堂前」下車1番出口から徒歩5分

6月25日総決起集会のご案内チラシ(PDF)
   

天海訴訟 最高裁判所への要請署名用紙 (PDF)
天海訴訟 最高裁判所への要請署名用紙(ワード版)

   

〇 ニュースNo50 (PDF)
ニュースNo50テキスト版はこちら

〇 ニュースNo49 (PDF)
ニュースNo49テキスト版はこちら

   

〇 ニュースNo48 (PDF)
ニュースNo48テキスト版はこちら

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天海訴訟を支援する会

262-0032 千葉市花見川区幕張町5-417-222
グリーンハイツ109 障千連内
TEL・FAX  043-308-6621
http://amagai65.iinaa.net/